スマホを使ってる時、またはノートパソコンやタブレットを持ち歩いてる方なら誰もが気にしていることといえば「バッテリー」かと思います。気にしてない方は100%いないと思っていいかと思いますが、そんな方たちに朗報!バッテリーの新しい未来がやってくるという噂が。アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアのドレクセル大学の研究者が電導性の粘土「MXene Clay」を作り出すことに成功したそうです。もしこの技術が進めばとても凄いことになりそうです。
形状だけでも自由自在であるうえに、秒速でフル充電が可能な「MXene Clay」!
粘土質ということで形はいくらでも変えられて四角はもちろん丸もあり。紙のように伸ばしてもバッテリー機能は損なわれないそうです。また高いストレージ性能を持ち現在注目されている新しい蓄電池よりも効率的に蓄電が高いそうです。あっという間に充電できるうえに最新蓄電池よりも長持ちする電池の実用化はとっても楽しみです。この「電気粘土」の研究技術をサポートする国もあるそうです。
形状は自由ということであれば、いままでのように厚みや幅のサイズ規格にとらわれることはなくなるのかもしれません。例えば電気自動車。車の底全部が「バッテリー」という形から、ボディ自体に「MXene Clay」を隙間なく埋め込んでしまえば、車の見た目はそのままでデザインも自由!ということも…。さらに充電も早い!というのはもう無敵ですね。
これで外出先でもバッテリー残量を気にせずたくさんパソコンを使ったり、スマホで写真を撮ったりできますね!そういえば「粘土質」ということはどんな形状で発売されるのでしょうか?身近になった頃にはスーパーのお肉のようにまさかグラム単位で切り売りされたりするのでは…。