GoogleはHardwareイベントで注目のアイテムとして「Pixel」スマートフォンを公開しました。Googleではここ数年で最大のハードウェアの発表とのことです。仕様についてはすでに多くの情報がリークされていた通りの非常にシンプルなデザインです。
iPhoneに似てるようで似てない?
ディスプレイは5.5インチ(5インチの2サイズあります)で、背面にはカメラの出っ張りがありません。iPhone8の5.15インチより大きめのです。またiPhoneの特長である物理的ボタンがなくスッキリとしたデザインです。下部にはアンテナバンドがあります。背面にはGoogleのGのロゴが目立つように刻印されています。見た目のデザインはiPhoneよりさらにスッキしてリシンプルな印象を受けますね。
本体下側にはUSB-Cポートが設けられていて、上部にはヘッドフォンジャックがあります。どちらも最近のiPhoneにはない形式ですね。
40か国語に対応するリアルタイム翻訳機能(日本語を含む)
異なる言語を話す相手の声をリアルタイムで翻訳する「Google Translate on Pixel」が凄いですね!右ユニットボタンを押して話したい国の言語を伝えるだけでモードが切り替わり、話した言葉を翻訳。ラウンドスピーカーから翻訳された言葉で相手に伝わる仕組みです。これさえあれば海外旅行も気軽に行けそうな気がします。
※このリアルタイム翻訳機能はGoogle Assistantアプリが使える、Android 6.0以降搭載のスマートフォンが必要です。
このPixelは暗い場所でも鮮明な写真が撮れる。Smartburstモードでは数枚の写真を高速で連続撮影が可能。Lens Blurモードを利用すると最新のiPhoneに似たボケ効果が得られ、またこのカメラは毎秒30コマで4Kのビデオが撮影できます。Googleは写真に関して無制限のストレージが無料で、Pixelで撮影された写真やビデオ動画はGoogleフォトにそのままの解像度のまま保存されます。アダプター(Switch)を介せば既存のAndroidデバイスはiPhoneの写真も簡単にコンバートできます。
Googleが創るコンテンツで気になる部分はハードウェアよりやっぱり「ソフトウェア」
発表イベントでは、Google Assistant AIの話題も。やはりハードウェアよりソフトウェアが気になるとこどろです。Pixelは音声認識に優れた使いやすい人工知能を利用したアシスタントを標準装備する初めてのハードウェアだという。Googleによれば「われわれはGoogle Assistantをコアとしてハードウェアを設計している(引用)」。若き日のジョブズがドキュメントインタビューで言っていた「われわれはOS屋だ」という言葉を思い出しました。最高のOSをキレイにパッケージしたかっただけだ。の信念に近い感覚ですね。
Pixelの最安モデルは649ドル(27ドル/月)
多彩なデザインのカバーも揃っており、各種アクセサリーも予約できるみたいです。ガラスとアルミボディを保護すしたいかたはこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照:Googleページ
参照:TechCrunch日本版
参照:Googleストア