2002年版から16年連続で右肩上がりに推移している「ほぼ日手帳」が好調のようです。販売数は2017年版は66万部を売り上げています。近年は全体の約14%が海外からの注文が占めているという。なぜ海外で受け入れられたのか。
手帳本体とカバーデザインの豊富なバリエーションが特徴。手帳本体は英語版を含む4タイプがあり、2018年版のウィークリータイプではメモページを3倍に増やした。
海外でも馴染みのあるデザインを採用しているからなのでしょう。ドイツのぬいぐるみメーカーやファッションブランドとのコラボレーション、ザ・ビートルズの名曲を表現したデザインなど個性豊かなデザインがその理由。手帳本体は佐藤卓氏がデザインディレクションを手掛けており、ただ予定を書き込むだけではなく日記やイラスト、または思いついたアイデアを書きためるなど使い手によってとても自由な使い方ができるのもほぼ日手帳の人気の秘密だと思います。
英語版は2014年から本格的に発売を開始し、欧米を中心に利用者が増加。2017年版は世界86カ国で愛用されています。180度開く製本や、薄くて軽く書き心地の良い本体の質の良さが好評を得ているという。近年は中国や台湾でファンが急増しており、SNSで紹介されたのが人気につながったのではと担当者は分析されてます。
書いていて楽しい雰囲気はソーシャルや口コミで広まっていて、ほぼ日手帳のオフ会などコミュニティーとして確立していくのも当然なことでしょうね。
参照:ほぼ日手帳 2017
参照:Yahoo!ニュース